(ACT.283 落ちて来た林檎)
蓮がデビューするときに社長に言われて『敦賀蓮』のイメージ作りの一環として作ったペンダント、決意表明や”立ち止まるな”と自分鼓舞するためのお守りみたいな物だ。それをキョーコに預かってくれと言う。「辛い事も悲しい事も一緒に乗り越えてきた敦賀さんの半身ですよね?」といってふと自分にとっての心の支えコーンを思い出して、敦賀さんにコーンの石を預かってくれと。「俺が持っててコーンに恨まれないかなぁ」という敦賀さんにコーンは私が大切だと想う人の事は私を思ってくれるのと同じくらい大切に思ってくれるはずと思うが、敦賀さんに「本当に?」と念を押されてグアムで「なんでそんな約束してるの?」恋人でもないくせに、敦賀さんってすごくズーズーしいね」といわれたことを思い出して自信なくなってきた。蓮は吹き出しそうになりながら「大丈夫だよ。多分。すごく手に馴染むから確実に『彼』とは相性がいい」と。それって蓮の中で蓮と久遠は相性が良くなったと解釈しても良いのかな。しかしコーンの石は11年ぶり?に久遠の元に返ってきたのね。
蓮は自分の胸元を示しながら「(ペンダントは)在るべき場所で預かっといて?俺もそうするよ。」手の中のコーンを見ながら「病める時も健やかなる時も共に在る事を」と。付き合う前に結婚の誓い?蓮がスタジオに移動するとき、大画面ではプリンス・セディのライブのニュース中だった。手の中のコーンをギュッと握りしめる蓮。しかしこのとき呼びに来たスタッフ、渦中の蓮がキョーコと二人きりで親密そうにしていたなんてどこかで情報もらしたりしないのかな。
(ACT.284 SPRING SIGN-目覚めれば不測の事態-)
楠香凪さんに関してコメントと殺到するレポーターを社さんの鉄壁のガードで守られる蓮。レポーターに向かって思わず幸せそうな微笑みを見せる。エンジェルラダーの被弾を画面越しにキョーコも浴びて倒れる。
ペンダントはプラチナ950製で高級ブランドR MANDYの刻印とダイヤ付き。昨夜セキュリティケースにしまった。香凪さんとのレポートを聞きながら改めて考えてみると、敦賀さんのまわりには香凪さんレベルの女性が他にも居るのに『何で私なんだろう』自分は男性が好みそうな要素、巨乳・癒し系・長髪・セクシー系・清楚系・オシャレ女子が皆無なのにと。キョーコは蓮の過去を知らないけど、そんなありきたりの女子とはもう一通り付き合ったのでは?それで誰も蓮の心を捕らえることはできなかったと。それにキョーコは男性が好きそうな、動作が綺麗で料理上手で、相手の気持ちを読んで特に相手の傷にはこちらからは触れないようにするという気遣いができて最高だと思うけど。
ペンダントがなければ、一晩明けたらキョーコは夢だと思いそう。蓮はそれを見込んでいたのかな。
そこに深刻な顔をしただるまやのご主人がキョーコに「スマン」と言いながら封書を渡す。
収録の打ち合わせが終わった蓮と社さん。蓮は、今報道されている内容に関する恋愛方面は大事な局面を迎えているので、もうしばらく触れないでいてもらいたいという。すると敦賀さんのファンだという女性スタッフが「今日はされていらっっしゃらないんですね。いつものペンダント」という。「デビュー当初からプライベートでは必ず着けていらっしゃるペンダントは、いつも同じ時間を指している腕時計と共に、蓮さんには何かとても大切な意味があって、日本女子蓮盟(蓮の非公式な熱狂的なファンクラブ業界人も多い)の間では代えの利かないマインドアイテムものなのだと定説なのだが、その重要アイテムの片方を蓮さんが外されたというのは蓮さんの身に人生の基盤を揺るがす様な大変な何かが起きているのでは?派手に騒がれている楠香凪さんとの報道などそちらの案件を隠すためのカムフラージュだったりするのでは!?という。日本女子蓮盟っていうのはみんなこうなのかな。はっきりいって気持ち悪い。で、蓮とは仕事で打ち合わせしているだけなのにそんなことを利いてくるのもウザい。
「今日はたまたま着けていないだけですよ。」と冷や汗をかく蓮。突然携帯に出た社さんは「今日にはもういつもの蓮ですよ。メーカーさんが今届けに来てくれました。メンテナンスに出しておいたペンダント」
(ACT.285 SPRING SIGN-目覚めれば不測の事態-)
社さんは、昨日TBMで遅れて蓮と合流したときに、蓮がペンダントを着けていなくて、それについて蓮が言葉を濁すのを聞いて、ペンダントがキョーコに行ったことを察して、蓮のファンの攻撃を躱すために、ペンダントのサンプルを取り寄せてくれていた。すごい優秀なマネージャー。キョーコを守るためでもあるところはキョーコの優秀なマネージャーでもある。
蓮の非公式ファンサイトには蓮好き愛護団体(ハスキーあいごだんたい)や蓮華蜂蜜美味美味というのもあるらしい。チェックしている社さんすごい優秀マネージャー。「連日ペンダントを着けていないと日蓮で話題になるのは目に見えて、特定班が必ず動く。そうすると最悪お前の大事な子が火の粉を被って火だるまになるぞ」「お前からもちゃんと言っとけよ。絶対人前で身につけないようにって」昨日、「在るべき場所で預かっといて?」と胸元を指差しながらキョーコに言ったことを思いだして焦る蓮。
蓮が腕時計を右から左に着け換えた時も何かあったんだろうってわいたけれど、腕時計は『リラクロス』という渋めブランドで蓮にとって『大切な年上の身内(男性)から貰い受けたもの』なのでは?『お守り』的な!!という方向に落ち着いたという。「もしペンダントの消失に『女の影』がチラついてみろ。猛追及された上叩きまくられるぞ。主に相手が」「幸にも今、世間の100%がお前の恋愛相手は香凪さんだと思っている。日蓮でも概ね香凪さんには好意的だ。これはしばらく香凪さんには囮になって貰わない手はないだろう」と。社さん曰く蓮からは「鍋から吹きこぼれる煮汁の様に抑え切れない幸福オーラ。キョーコちゃんに関連してない方が不自然だろう」と。面白い表現だ。ちっともロマンチックじゃない。「お前達を護りたいからな。今はまだふざけてる気持ちの余裕が無いんだ」とも。
お前達と言うことはキョーコちゃんもね。社さんいい人でかつ優秀過ぎる。
蓮はマウイオムライス(はキョーコちゃんしか知らないけど)と言い、この時計のことと言いずいぶん元を担ぐのね。時計は身バレにつながり兼ねないのに。
その6時間程前にアメリカで。ERICの墓参りにティナは来ていた。1人じゃ今でも来られなかったと連れの男性にティナがいうと「アイツはとことん君に甘いんだから」という。「もう一人」(久遠にもとことん甘かったといいたかったのかな)「今でもまだ誰もわからないのかな。クオンの行方」ティナの時計は1時15分前だけど、敦賀さんは2時13分だったよね(27巻ACT.160)。敦賀さんクオンになって一度ティナと会ったらいいのに。ティナもリックが亡くなった頃とは随分気持ちが変わったと思うし、そんなティナと話せば少しは気持ちが軽くなるはず。
(ACT.286 LIL VENUS-紫電一閃-)
バク転3連続をできるようになりつつあるキョーコ。オーディションの時に社さんが知り合いのスタントマン、ダークムーンのカースタント五十嵐さんを紹介してくれて、その五十嵐さんの口利きで専門のトレーニングクラブで急遽オーディションでお披露目した『ロンダートからのバク転一回』を特訓してもらったという。そこでお世話になったボディアクタートレーニングコーチが、鉢巻きをつけるとキョーコの動きに合わせて時に激しく時に優美にキョーコアクションを魅力的に見せる効果があると勧めてくれた。男はヒラヒラユラユラしたものに魅かれる習性があると言われているので審査員に男性が居るなら尚ハートを射止めやすいと。それは是非蓮の前でやってもらいたい。社さんはオーディションの前からつきあってるから結構キョーコのアクションを知っているけど、蓮はその頃BJの撮影でグアムに行っていたから全く見てないんだよね。
古賀さんに「敦賀さんの報道見て泣いた?」とからかわれて、「古賀さんこれはチャンスですよ。女性は他人のものになった男性には興味を失う人が多いです。つまり今こそ、敦賀さんを抑え『抱かれたい男No.1』に躍り出るチャンスかと」「君は惚れた男の失脚を望むのか」キョーコはオーディションで、敦賀さんを尊敬していると古賀さんに言っていたと思うけど、惚れてるというのは、古賀さん見抜いてるのね。「可愛さあまって憎さ100倍でございます」と。
それを聞いていた衣装担当鈴さんの「京子さんも敦賀君のファンだったの?」という過去形に、『香凪さんなら仕方がない』大多数の女性にそう思わせてしまう香凪さんが相手でも、敦賀さんから支持者が離れる事を止められない。もし渦中の人物が自分だったら、そう思うとゾッとする。どう考えても今の私では敦賀さんには不釣り合い。誰も納得させられる自信が無い。だからうしろめたい。だけど幸い敦賀さんは私に時間をくれた」別に恋人になるのに自分たち以外の誰も納得させる必要は無いと思うし、年も芸能界に入ってからの年月も違うキョーコが蓮と同じ位置に立つ必要もないと思うんだけどね。
紅葉の衣装合わせをして現場に向かうキョーコ。「私はこの手でチャンスを掴んだ。自分独りでは到底掴めなかった大きくて生まれたばかりの小さな幼星。輝かせてみせる。金星みたいにキラッキラに」これは紅葉でキョーコがブレイクするという予告だよね。
森住監督からの電話に「急用なので自分を待たないで始めててくれと」どこかにいく呉崎プロデューサー。
ナツはファッショナブルなちょっと大人っぽい美人でモデルウォークで歩くカリスマ高校生、紅葉は強くてかっこよくてかつ切ない恋心を秘めた女性、どちらも女性受けする格好いい女性だと思うから、キョーコちゃん将来は女性が憧れる女優になるのでは。セッカさんを公開できないのが残念。あれはあれですごく格好いい女性だったのに。
最後のキョーコちゃんの独りごとはすごく格好いい。そんなに遠くないうちに敦賀さんに並ぶ大女優になるという伏線に見える。
時間を早めていきなり数年後に飛ぶというのは好きで無いし、クーとジュリはクオンが15歳の時から置いていかれてクオンの帰りを待っているのだし、二人で早くハリウッドで活躍する俳優になって、クーの元に顔を出した後に、結婚できる年齢になったら早々と結婚して、今まで抑制していた分ラブラブっぷりを示して貰いたい。
(SP番外編)
冷凍庫に荷物を出し入れして、キョーコに渡さなければならない蓮からの封書を、一ヶ月以上前に受け取ったのに、荷物と一緒に忘れてしまっていたことに気が付いて愕然とするだるまやのご主人。ちなみにだるまやの住所は〒110-0061東京都台東区浅草安西2丁目10-3 だるまやのご主人のお名前は高槻さん。そんな住所はないけれど、伝法院あたりかな。ご主人、差出人が蓮であるのを見て、無意識のうちに頭から追い払ったのでは。
キョーコは恐ろしくて職場に持っていったまま開封していない。消印が3月13日、すなわちホワイトデーの前日であることに気が付く。チョコ以外にはお返しノープロブレムが日本のバレンタインルールと無理矢理自分を納得させていたキョーコ。中身はやはり蓮からのバレンタインのワインゼリーのお返しでDayjowey Landのペアでご招待一日パス。琴南さんも誘ってみてという蓮からのメッセージにタイミング良く通りかかった奏江。で、この招待状は一ヶ月以上冷凍保存されてたのね。ホワイトデー当日って、ローリィ社長のところで蓮と社さんはキョーコと顔を合わせていて、キョーコはセッカの時のことを思い出してデッドブルーになっていたけど、ほんとうはあの後この招待状を受け取るはずだったのね。蓮は、ヒール兄妹後半戦ではキョーコは、当然受け取ったものと思っていたと。まあヒール兄妹のときは演技に徹しているから、蓮とキョーコとしての会話はしてないけれど、最後キョーコが蓮のホテルに挨拶に行ったときにくらい、キョーコなら何か言っても良さそうだと思わなかったのかな。
計画的に予約しそうなキョーコに似合わずもう終わりかけていることを指摘すると困り顔のキョーコ。自分で申し込んだものじゃないのを察する。それなのにキョーコの趣味をとらえまくったチョイスで、なぜかボイルドゥオクトパスな困り顔。「あ、敦賀さん」とあらぬ方向を向いてカマをかける奏江に異常なほど慌てるキョーコ。
前々から怪しいとは思ってたんだけど、敦賀さんはあの子の事が好きなんじゃないかって。もしかしてその現実味が増す様な・・・どころの話じゃなく確定的な出来事があったとか?と思いながらキョーコと別れて歩いていると、蓮と社さんに出会う。(「例えばこんな男性からゲリラの様に大きな爆弾を投下されたら、世の大多数の女性にとって夢の様に嬉しくて舞い上がってしまう内容だとしても、あの子は違う気がするから」)と思い、蓮に「少しお話ししたい事があるんです」と。
モー子さん5分の会話で何を話したのかなあ。2023年2月現在まだわからない。
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