2022年7月26日火曜日

スキップ・ビート!36

(2015年3月20日)
(ACT.213 原色の楽園~GO AHEAD!~)
ミス・ウッズに連れて行かれたのは、先ほどまでコーンと最上階で椰子の実ジュースを飲んでいたお店。見た目は大人だけど子供みたいなコーンのことを思い出しているうちに最後のキスを思い出して挙動不審なキョーコ。そんなキョーコに「何かやましい事をかくしてるみたいな顔してる」といじる敦賀さん。キョーコは、ふと敦賀さんが今日は時計を左にしていることに気が付く。冷静に考えると二度目は無いよというのはショータローとは二度目はないといっているだけではと思い、ミスウッズが席を外している間に、コーンのことを敦賀さんに突然「実は聞いて頂きたい事があるのですが。今日私ファースト・キスを経験いたしました。相手はコーンです!!」といいだす。(黙っていれば一生俺にはわからない事だろう!!)とびっくりする敦賀さん。
いじめっこ蓮さん。しかしもしもキョーコがファーストキスをしたという話を尚にしたら(で尚とのことはアリクイに口移しで餌をあげたと思っていると)仁王になるな。
告白は唐突だけど、二度目は無いよ(尚と)であって二人目はないよではないことにやっと気が付いたのねキョーコちゃん。もっとも蓮としては自分以外なら二人目はないよと言いたいだろうけど。
動揺してむせる蓮はかわいくて幼く見える。
「今日はコーンにとったら笑顔を取り戻す事ができた記念すべき一日なんです。そんな彼にとったら素晴らしい一日を一緒に過ごした私が無かった事にはしたくないんです。(それで鶴賀さんに軽薄な子だと思われる事になったとしても)「何より私が嘘をつきたくないんです。敦賀さんには」ズダムと一撃を受ける蓮。嬉々として語り始めるキョーコ。(手枷の時計を付け替えたけど、うっかり手が出たときまっ先に目に入るように違う意味での手枷が必要な気がしてならない)明日の夜までで日本に帰るミス・ウッズに蓮は、社長に「俺の人生に光りも影も存在しない。限りなく現在この目に見える未来図は輝きに満ちていると」伝えてくれと言う。そこにキョーコちゃんがいるんだよね。そろそろ二人で山を乗り越えるという発想をしてもらいたいんだけど。キョーコのことは抑えないで欲しいんだけど。でも抑えなくて良くなったらベタベタのバカップルになりそう。でもキョーコの発想すばらしいよね。コーンにとって記念すべき日をなかったことにしたくないというのと、敦賀さんには嘘をつきたくないと。

(ACT.214 OVERHEAD FIRST STAR~彼方の夢~)
蓮のB.Jの迫力に共演の金子さんはたじたじ。おまけに、このグアムの気候であの衣装なのにカインは汗一つ掻いてない。役者として経験を積んで来ると撮影中には汗を掻かない様に自力でコントロールできる様になると、セッカに冗談をいうカイン。実際はいつのまにかこういう体質になってしまったと。それって熱中症を避ける上からは逆にまずいのでは?「発汗を抑える秘策があるから多少その効果もあるかもしれんが」というカインに、セッカ魂を忘れて女優としての好奇心満々で聞くキョーコに「まずお前が『女優』と呼べる立場になったら教えてやる」と言われ、落ち込むキョーコ。

いっぽう村雨の「ヤツの完璧なB.Jを見る度に、自分がどれだけ小物な役者か思い知らされるから。ムカつくけどやっぱり芝居は上手いんだよ」と「俺は必ず現在より高度な技術を身につける。そして奴が認めざるを得ない本物の一流の役者になってやる」という言葉に同士を感じるキョーコ。
いっぽうあいかわらずカインにじゃれまくる愛華ちゃんをキョーコ(セッカ)は投げ飛ばして「一度しか言わないからよくお聞き。そこの小娘。」(このあとACT.215)「この世に生まれ落ちたその瞬間からこの男はアタシのものよ。その薄汚い手で二度とアタシの兄さんに触らないで!!」と。
待機室でカインの膝に乗ったり甘え方がいつもよりあからさまで、試験でセツを休む前までと何か心境の変化があったとしか思えないと思うカイン。
それは蓮への気持ちを自覚したから。カインにじゃれる愛華ちゃんが気に入らないのはキョーコの本心。

日本に帰ったミス・ウッズから蓮の言葉を聞いた社長は喜びの表情を見せる。
社長さんやっぱり産まれたときから知ってる久遠が心配で愛しいんだよね。

その頃、キョーコの下宿先だるまやを訪れる尚。

(ACT.215 絶対符号)
セッカとしての役割は終わり、一足先に帰国するキョーコ。カインの部屋に挨拶に寄り、(今回は同じ部屋じゃなかったの?)朝食をしっかり食べて携帯の動画で残すようにいわれたので、証拠動画をリアルタイムで確認してもらうために最上さんのメールアドレスを教えてくれといったけど、そこまでして頂かなくて結構ですとメルアド交換を拒否される。

セッカの態度が変わったので自分に独占欲を抱くような何か心境の変化があったのかというのは幻想だったと蓮は思う。一時帰国は3日後。でも事実上恐らくヒール兄妹はここで終了だというのに名残惜しいと思うのは俺だけかと蓮の心の声。恐らくって???100%じゃないという伏線かな。
出て行くときに「約一か月間ありがとうございました」というキョーコの手に、水性ペンで∞点のラブミースタンプを描く蓮。「日本に帰ったらちゃんと本物を押させてもらうから。君には感謝してもしきれない。本当にありがとう。助かった。ソレが消えてしまう前に帰るから」
二人とも感謝の気持ちを顔や言葉にのせるようにはなってきたけど、その前のキョーコのために廊下に人が居ないか確認する敦賀さんの背中を見つめるキョーコの表情を敦賀さんに教えてあげたい。

∞ならたとえ-10点でも∞のままだよね。ああいう姑息なことはもうしないで、蓮。
看病を自分への好意でやってるんじゃないって、代マネとしてあたりまえのことに-10点する蓮も、まだキョーコちゃんへの気持ちを自覚してないのにストレート過ぎて面白かったけど。


グアム空港への送迎バスでのお客さんの会話から、「敦賀蓮」は芸名であることを思い出したキョーコ。グアムに一日早く来た時にホテルの部屋の電話番号をフロントで聞いても無駄だったのかもと思い、敦賀さんの本名ってなんていうんだろうとふと思う。敦賀さんの芸名を命名したであろうはずの社長さんなら知っているはずだけどと思ったところで「そら何も知らん訳じゃないがね。ただ君に事情を話すには蓮の許可が必要だ」という電話での言葉を思い出す。坊のときにみた、自責の念に落ちる蓮の顔を思い出す。

水森都シリーズ次期の台本を手にした琴南さん。犯人が狡猾で凄腕の弁護士のために、弁護士が監修に聞き、監修者の名前「最上冴菜(片桐憲一とともに)」を見た琴南さんはフリーズする。

(ACT.216 タイニーモンスーン)
機内で爆睡して機内食を食べ損ねたので、日本に帰って成田空港でたこ焼きを楽しむキョーコ。空港には社さんが迎えに来ていた。ミッション中はキョーコとも蓮とも連絡できないので、社長から社さんが派遣されてきたということで、内容が機密事項なので社長の車が待っていた。社長さんは仕事でいなかったが。蓮に押してもらった∞のラブミースタンプをキョーコが見せるとほっこりする社さん。

「カインヒールなんて謎だらけな男を演ってる蓮自身が既に謎だらけなんだけどな」という社さんになにかいいかけたキョーコだが「マネージャーをやってても担当してる役者さんの事全部知ってる訳じゃないんですね」と。
「特殊な事情を抱えてて極力そこは明かさずに仕事してる人間少なくないんじゃないかと思うよ。」(時々モデルの仕事で海外に出た事あるけど行きも帰りもいつも別々だったし、そもそも俺を蓮に引き合わせたのが社長直々な事から、蓮の謎部分には深く足を踏み入れ過ぎてはいけないと、マネ感が言っている)やっぱり敦賀さんの世間に知らされていない部分に興味を持つのはやめよう。本名すごく気になるけどいつか敦賀さんが自分から話してくれるまでは誰にも何にも聞かない。と思うキョーコ。まあそんな瞬間一生待っても来ないかもしれないけどね。と二人とも思う。
今回は乙女社さんじゃなくて、社さんのイケメン度高い。

昨日初回のBOX"R"の感想を社さんに言われるが全く興味が無かったキョーコ。初回の視聴率が最悪で天宮さんは落ち込んでいた。BOX"R"はスロースターターなはず「大丈夫!!私達とてもえげつない悪役!!演れてますから!!」とキョーコの励ましにますます落ち込む天宮さん。

撮影が終わってだるまやに帰るとキョーコにお客さんだという。パスポートをとる際に、保護者承諾の署名を母親からもらったことを思いだし、母親かと思ったら、尚が居間でご飯を食べながら待っていた。冴菜さんから尚の実家に連絡があったので、尚は実家からキョーコの様子を見にいくように言われたという。
松太郎、正座がきれいなのはさすが老舗旅館の息子。

(ACT.217 タイニーモンスーン)
尚の母親が、そのうち自ら会いに来るけど、お前を京都に連れ戻すためかもしれねーんだぞ。と。パスポートの署名もらうときに冴菜さんとは直接あったのかという尚に「阿呆が過ぎると死ぬ病気が今すぐ発症すればいいのに。もし直接会ってれば、あんたのご両親が私の様子を見て来いなんてあんたに頼む訳ないでしょう」「今更な現実を説明させる?だって同じ東京にいるのにあのヒト(冴菜さん)は会いには来ない。」と。「スマン」という尚に気持ち悪いというキョーコ。いや尚はキョーコのことを心配してるんだよ。普段オレ様の態度と独占欲と混じってわかりにくいけど。そこら辺をわかった上でうまく躱してってのはキョーコには無理そうだなあ。
「アンタ、スキあらば私を京都で一生仲居勤めさせようとしてんだし」「それはお前が敦賀蓮に躓いたらだろう」キョーコの態度に「お前早速間抜けにもあのデカい石ころにけつまづいたんじゃねーだろうな」あわてて否定するキョーコ。いやあんな約束のその場限りに決まってるでしょと尚をあしらって欲しかった。でも尚のいうことをそのまま受け取るんなら、躓いて挫折せずに尚も認める(認めるかどうか知らないけど)日本を代表する女優になったら、京都で一生仲居を勤めなくていいということでいいのかな。「私には目指すものがあるっていったでしょ。日本でトップクラスの役者になってみせる。そのためにはもっと自分を高めなくてはいけない。他人に誇れる自分になれなくてはいけない。愛だの恋だのそんな良識も感情も乱す魔物を一瞬でも最優先になんかしていられないのよ」と。「ならそうやってはっきり言ってやれよ。ウチの親がたとえ何言って来ても余計な事は一切考えるな。お前はお前の決めた未来だけを貫き通せ」行方知れずだった娘の居場所がわかっていくら冴菜さんでももしかしたらと思った尚だけど、あれだけ俺に罵詈雑言浴びせかけられんなら大丈夫だろう。帰りの車で思う尚。

尚は自分勝手で、冴菜さんと並んで、キョーコの誰にも愛したくない愛されたくないトラウマを作った元凶だから嫌いだけど、時々こうやって思いやりを見せてくれる。うまく蓮、尚、キョーコが穏やかな関係になるといいけど、蓮が認めそうもないか。キョーコと尚の関係は兄妹みたいになりつつあるんだけど、ここで蓮が絡むとまた蓮も尚も嫉妬と独占欲の塊になるからなあ。

グアムでコーンに合った話をコーンの石にしながら、コーンが去った後森を一人で泣きながらさ迷った子供時代を思い出すキョーコ。

夜、バラエティに出演した天宮さんの恨みつらみを描いたノートに毒気にあたる。翌朝BOX"R"の撮影現場に行くと、天宮さんが交通事故に会って病院に搬送されたという。

(ACT.218 CRYSTAL STREAM)
病院に駆けつけると、天宮さんの怪我は首を捻った程度だが、マネージャーの吉本さんが脚を複合骨折してて手術室にいったという。かけつけた安南監督は、吉本さんが京子を呼んだという。天宮さんの芸の事務所ソフトハットの社長曰くBOX"R"の撮影はだいぶ前倒しで撮っているから今日は休ませてもらえるという。天宮さん曰くきょうだけじゃなくて明日も無理だという。今日ロケを中止にすると、次はいつ借りられるか電話をしている安南監督を止めて、天宮さんと話すキョーコ。明日のマジスカの収録を休むなら今日の仕事も休まないと説得力がないからでしょうと指摘するキョーコ。後々自分が許せなくて後悔する事になるという。「明日の仕事がバラエティではなくドラマだったら貴女はやっぱり同じ事を言いますか?」かつて蓮がいったプライベートで何が起きてもそれを仕事へ持ち込まないルールを思い出すキョーコ。

安南監督に天宮さんの気持ちを変えられなかったと謝りにいくと、後ろから来た天宮さんが撮影に行くという(そう書いてないけどたぶん)。「役者とは己の身に何が起ころうと演じる人生が宿命なのだから」と天宮さん。本当は私が尊敬するある人の言葉だという。それは敦賀さんかとキョーコは思ったけど、『勝利者の父』Mr.Dだという。

明日の仕事で自分を鼓舞するためにラブミー部として明日『マジスカ(マジでスカッとする番組)』の収録で傍に居て見ていてもらいたいという。

冴菜さんが見てるキョーコの評価がちらっと見えるけど、DARK MOONとBOX"R"は事前の期待度も違うし、未緒とナツはいじめ役と言っても、立場も全然違うから、同じ迫力があったらおかしいのに、くだらない批評だ。

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