2022年5月2日月曜日

スキップ・ビート!22

2009年6月19日発売

(ACT.127 PRIVATE EXIT)
1月中旬のある夜2:10、キョーコは蓮をマンションの前で待ち伏せしてモデルウォークを習う。ショーモデルと雑誌モデルで、そして女性モデルと男性モデルでは立ち振る舞いが違ってくることも知らなかったが、世界で最も美しいと賞賛されたスーパーモデルの高度技術を伝授される。

「俺男なんだけど」という敦賀さんの言葉に「今頃申告されずとも存じておりますが」ときょとんとして返すキョーコちゃん最高。いや男として意識してないだろうけど。

未だかつて彼女以上に気高くて美しいモデルに俺はまだ一度も出逢ったことがないってのはジュリエナさんだと思うけど、自分の母親をそう表現するんだ。

蓮の女性モデルウォークを見たかった。

ナツの必需品プリンセス・ローザを首飾りに加工して結局ほとんど一睡もしてないキョーコ。蓮も2時間ほどしか寝てないとのこと。朝の6時までモデルの立ち振る舞いを教えていたというから社さんが来たのは朝8時過ぎか。

しかし男性の一人暮らしのマンションに深夜2時過ぎに訪れてそのまま朝までいるというのは、敦賀さん全く男と思われてない。

「役に興味を持ったら速いんです。走り出すのが。あの子は怖いですよ」と敦賀さん。
未緒の時と言い、敦賀さんのキョーコへの役者としての信頼はすごい。

(ACT.128 SWITCH OVER)
翌日、久しぶりにBOX"R"の撮影現場に出てきたキョーコ。表向きは親切な顔で、唯一キョーコを応援していながら、心の中では「監督に逆らったナツを演り続けて自信も居場所も失うくらい徹底的に叩き潰されればいいんだ」と思っている天宮千織ちゃん。

キョーコは、お姉さんスタイルの洋服をLMEから借りてプリンセス・ローザの首飾りをつけ、モデルウォーク、モデル立ちでナツになりきった言動で皆の目を奪う。

カリスマ高校生のナツ登場!演技で皆を黙らせるキョーコちゃん大好き。

キョーコの衣装を届けるようスタッフに言われて、カオリを共演する薪野さんは不満顔で、いやがらせをしてやろうと、制服セットからリボンを抜き取る。

かつて10代前半に久遠がであったのもこれをもっと深刻にしたようないやがらせなんだろうな。これで監督にも首三昧で居場所をなくしていったのか。

(ACT.129 静かなる戦火)
一方社さんは昨日キョーコのモデルウォークを見て、蓮が女性モデルウォークを教えるところを想像して悶々としていた。
更にお姉さん服とプリンセス・ローザの首飾りと蓮直伝のモデルアクションが合わさると自分たちの知っているキョーコちゃんじゃなくなると思う社さん。

一方キョーコは堂々とノータイで監督や共演者の前にでてきた。衣装にタイがなくてというので、衣装係を責める監督、衣装を届けてくれた薪野さんにすがる衣装係、薪野さんは「ナツが自分でなくしたんじゃないですかぁ?」とこれ見よがしに口にする。にっこりと挑戦的に笑うキョーコ。

薪野さん「ナツ」ってキョーコのこと読んでるよ。もうナツを認めてるのでは。あと監督もキョーコが役作りを変えてきたと言うとき怒りの表情だったのに、見た途端に責めなかったのは既に認めているのでは。いずれにせよ、キョーコはずっと同級生の女の子達ほとんどにいじめられてきたから、こんなレベルのいじめにはびくともしないのかも。

(ACT.130 逆転)
ナツの容姿にも、薪野さんのいやがらせにも余裕の笑みを見せるキョーコに驚く天宮さん。新生ナツ・キョーコは薪野さんに近づき、「もう一度探してみて、それでも見つからなかったら」といって薪野さんのネクタイを剥ぎ取り、ポトンと床に落とすと「これでいいんじゃない?だって『友達』なんでしょ?あたし達」とカオリ(薪野さん)と肩を組んで「監督ダメですか?こういうの」「ダメだなやっぱ『ユミカ』だけ浮いちまう」と監督。

京子ちゃんが素のビジュアルだった時は今のユミカ(天宮さん)で違和感無かったのに。ということで「千織ちゃん雰囲気ちょっと変えてみてもらえないかな。この三人の中に居て違和感のない雰囲気?」といわれて戸惑う天宮さん。

それ監督、抽象的すぎてわからないよ。

ナツのグループノータイは監督が格好いいと言うことで決定。イジメのシーンはこっちの方が迫力あるし。と。
しかしこんなに簡単に落ちる監督、なんというかいいものはいいと認めるともいえるけど、ちょっと天宮さんの立場がない。

薪野さんは京子に「気づいてたんでしょうネクタイ。なんで言わなかったの」というが、キョーコは「言ったら監督あんたを怒るでしょ。あんたは友達だから。」

監督に「俺が思い描いてたものよりもいいものはいいって。『カオリ』と『ツグミ』と『ユミカ』と『ナツ』とは一番気があう友達だ。俺は千織ちゃんのユミカから『ナツ』と類似の空気を感じたいんだ」と言われてプライドが傷つき、ますますどす黒い気持ちを膨らませる天宮さん。

天宮さん、怒るのはわかるけど、キョーコちゃんも悩んで努力したんだよ。監督、意外と考えが柔軟なんだ。まあキョーコも敦賀さんもそしてたぶんクーも天才タイプではあるけど、人一倍努力もしていると思う。

(ACT.131 浮かび上がる鏡像)
控え室の『京子』の名前を書いた紙が破られていた。「あたしじゃないわよ」と焦る薪野さん。「わかってるわよそんな事」とキョーコ。薪野さんと須藤さん(ツグミ)を誘って屋台でラーメンを食べて帰る。

しかしキョーコちゃんも、ゴールデンカムイの鶴見中尉並の人たらしだ。

監督がどのようなものを求めているのかわからない天宮さんは、的外れな事して撮影がスムーズに進まなければ監督やスタッフや共演者のイラ立ちは余計なことをして衣装設定を変えさせたキョーコへ向かうと、思う。

そうかなあ。撮影がスムーズに進まなかったら怒られるのは天宮さんでは。

翌日も早めに来た犯人天宮さんが京子の控え室の名前を破ろうと外すと、「刺激レベルPOINT5次はもっとヒネリのきいた悪戯してねとナツからのメッセージが。思わず紙を元に戻して周りを伺うが、今までキョーコにはいい顔をしてきたので薪野さんと須藤さんと間違えているに違いないと思い直す。

大人っぽさを出した天宮さんは監督には受けなかった。「見た目の話じゃなかったんだよ。芝居に関しては何をどうするって考えて来ては無い訳だ」と。

いや監督の指示が曖昧すぎるからです。

京子がDARK MOON以外にもレギュラーの仕事があって今日は抜けるときいた天宮さんはびっくりする。
監督がユミカの頭をアップにしたらというのを聞いて「嫌!!」と拒否する天宮さん。はっとする監督、「やっぱり見せるの嫌なんだ」という薪野さんと須藤さん。

やっぱきまぐれロックの今回のゲストは10年前の「緋色のダイス」というドラマでセクシー男優と呼ばれるようになった近江政彦さん。その予行練習をするブリッジロックより、緋色のダイスの火災シーンで撮影中誤ってセットの一部が6歳の子役の上に崩れたのだけど、最後まで演技したという逸話を聞く。そのせいで結構ひどい火傷を負って今でもその跡が残っていると、うなじを指し示すブリッジロックから思い起こしたのは「ちおリンって、うなじのあたりにわりと目立つ火傷の跡があるんだって」と先ほど教えてくれた薪野さん。

(ACT.132 CROSS EYES)
ジャポネットスコープの控え室で、京子が不破尚のPVで反響があったのとDARK MOONで未緒をやることが決まってた頃に、既にウォンテッドSで取り上げたことがあると聞いた千織。その後の未緒の出世ぶりには大満足だというスタッフ。「天宮さんも『京子』と売れて来方が似てる」といわれて暗くなる天宮さん。

緋色のダイスの子役は天童あかり。役名は明だという。あの子「明」役でブレイクしたはずが今どこ行っちゃったんだろうなぁ。というブリッジロック。強すぎる「役」にハマっちゃったせいなんじゃないのかな」という光さん。キョーコちゃんは大丈夫なのと言われて、確かに私は運良く未緒の影を徐々に切り離す事に成功している。それは自分でも実感できると思うキョーコ。

キョーコの腹の虫が大声で鳴いたので買い出しにでかけるキョーコと光さん。カリスマ高校生を演じるのでお昼を抜いたという(いやお昼抜いておやつ食べると帰って太るのでは。まあキョーコちゃん心配しなくてもいい体型かと思うけど)

待ち時間が長いのでTBMの階段で恨み辛みを書きツラっていた天宮さん。自動販売機でコーラを購入するキョーコを見つけて、TBMでレギュラーの仕事をやってるんだと恨みを募らせ、階段の上からキョーコを突き落とす。落ちる瞬間に身体を捻って天宮さんの姿を確認するキョーコと目が合って天宮さんは驚愕する。キョーコはブリッジロックの分の飲み物も抱えているので手が使えない。いやこの緊急事態には手を使って!!で、天宮さんいくらなんでも突き落とすのは一線を越えてしまってる。

キョーコちゃんお腹の音って、今回はきょろきょろきょろきょろと鳴るんだ。で皆が思わずキョロキョロするくらい大きいの!!そういえば6巻ACT.32の代マネのときにも、キョーコのお腹はきゅるきゅるきゅるきゅると大きな音を出したので、ファミレスに寄って目玉焼きが乗ったハンバーグを蓮と二人で食べていたっけ。

お好みあんパン・・・チーズとあんこの組み合わせはちょっと私は遠慮したい。

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