2021年12月26日日曜日

スキップ・ビート!登場人物

最上キョーコ
LME芸能プロダクションタレント部所属。芸名「京子」。京都出身。12月25日生まれ。B型16歳→17歳。慎重58cm体重45kg(2巻ACT9)

京子は芸名でキョーコが本名、ファンブックの中で仲村先生は、キョーコの名前が片仮名なのには『一応』意味があって「今後も全てを明らかにはしないかもしれませんが・・。」と言っていた。いずれ明かされるのか。

芸名が京子なのはプリンセス・シンディ(シンデレラ)やプリンセス・ローズ(いばら姫)などの希望が事務所にことごとく却下されあきれかえった社長や椹さんに、京都出身だし無難に『京子』にしようと言われた。

父親は本名も何をしている人かどこに棲んでいるかもまったくわからない。弁護士の母親を騙して企業裁判の決定的な証拠を盗んで姿を消し、母親やその上司のキャリアの汚点となる。母親はお腹にキョーコがいることを知って自殺を試み、その後もキョーコを見る度に自分の汚点を見ているようで愛することができなかったため、上司の妹の嫁ぎ先である京都の老舗旅館(尚の実家)に預けられて育つ。幼少の頃から厄介者扱いされたくない一心で板前や仲居の手伝いに励み、中学生のころには女将修行までした。旅館の一人息子、尚にひたすらつくし、結婚すると信じていたが、ハンサムで格好いい尚と親しいため、クラスメートの女の子達からはいつも嫌がらせを受けてきた。中学を卒業してから尚が歌手になるために上京するときに一緒に来てくれと誘われて高校を中退してついていき、生活を支えるため、バイトを掛け持ちしながら化粧もせず頑張っていたが、尚がデビューしてまもなくあっさり振られ、復讐したいなら芸能界で自分を越えてみろといわれ、俳優もタレントもわからないまま、尚のいる事務所アカトキに並ぶ大手のLMEのオーディションを受ける。オーディションに落選したが諦めず、どこか気になると思った社長が創設した「ラブミー(Love Me)部」なる謎の新部門に配属され仕事をこなす中で、演技に目覚める。しかし敦賀蓮には最初から不破尚に復讐するために芸能界に入ったという不純な動機を知られているために嫌われていた。蓮の演技に接して蓮の思うように演技をさせられたときにこの男を自分の演技でオロオロさせたいという動機が加わって、LMEの養成所に入って本格的に演技を身につける。更にラブミー部の仕事で蓮の代理マネージャーというより風邪の手当てをしているうちに、演じることに真剣な蓮の姿に惹かれ、復讐心に囚われずに、演技をしている自分に気が付く。今まで自分が尚とその家族および嫌われている母親に褒められるためだけにしか生きてこなかった空っぽの人間であることに気付く。

メルヘン思考の持ち主で、妖精を信じている。10年前に出会い、ほんの数日だけ仲良く遊んだ男の子・コーン(クオン・ヒズリ=敦賀蓮)から、悲しい気分を吸い取ってくれる石、菫青石(きんせいせき)をもらい、お守りとして大切にしている。コーンのことも妖精と信じている。大人になったコーンとグアムで再会したにもかかわらず、敦賀蓮とは気がついていない。

20巻で17歳の誕生日を迎え、蓮からクィーンローザという大輪のバラと、その中に仕込まれたピンクの貴石をもらい、その直後に始まったBox "R"という高校生の学園ドラマでの役、カリスマ高校生ナツのシンボルとなる。

すっぴん姿は「芸能人としては華がない」「地味で色気が無い」が、化粧後は美人。本人は無自覚だが蓮をはじめとする共に仕事をした俳優や監督達が一目置くほどの天才的な演技の才能を持っている。しかし感情移入できなければ役柄を掴むことができず、最初は好きな役柄(お嬢様・妖精・お姫様・王子様)に関連づけられないと才能を発揮できなかった。役に入ると別人になり、その人格を生きることができる。

琴南奏江に押しつけられた、バラエティ番組の人気者マスコット「坊」(ニワトリの着ぐるみ)が初仕事で、尚を前に我を忘れて挑戦したため一度は首になるが、これが人気となって復帰してレギュラーとなる。正体を名乗らずに敦賀蓮の悩みを聞く機会が何度かあり、蓮に知られたくないため坊をやっていることを秘密にしている。

デビューは、奏江と共演した炭酸飲料「キュララ」のCM。その後、不破尚のPVでの台詞のない天使の役の演技が注目され、ドラマ『DARK MOON』の本郷未緒役に抜擢される。これが実績となりドラマの出演依頼が複数寄せられるが、イメージが定着することを嫌がり断ろうとしてしまう。しかし、来日したときにお世話したクー・ヒズリの指導によりイメージを恐れず挑戦しようと決意する。カリスマ女子高生のナツは最初は役作りに苦労するが、蓮の協力もあり、未緒とは異なるキャラ作りに成功している。そして時代劇「泥中の蓮」は、臨時マネージャーとなった社さんの協力や、琴南奏恵の口利きで上杉虎徹に弟子入りしてくのいちの紅葉を勝ち取る。その際逆恨みした森住仁子に怪我をさせられそうになる。

恋愛については「二度と恋なんかしない」と固く心に誓っている。ダークムーン撮影中のLME社長による蓮の演技テストのあとから蓮に惹かれていたものの、その気持ちを長らく否定してきたが、ラブラブなヒール兄妹を演じる過程で、蓮のカインヒールの妹ラブな態度に自身の恋心をはっきりと自覚し、ついに隠しきれなくなってローリィ宝田社長に見破られる。

敦賀蓮(つるが れん)
LME芸能プロダクション俳優部所属、人気・実力ともに芸能界一の俳優。海外ブランドの専属モデルもこなす。(久遠・ヒズリ)が本名だが、LMEの社長や両親などごく一部の人しか知らない。アメリカ人。2月10日生まれ、20歳→21歳 24巻ACT.139のタレント名鑑によれば東京都出身、血液型はA型、得意な事は英会話、趣味は映画鑑賞、デビュー作は「マーズクラスター」ということだと読み取れる。実際は生まれて15年間育ったのはアメリカだけど。デビューしてすぐのタレント名鑑では誕生日は誤植で2月19日になっていて、キョーコはそれを信じて羊枕を注文して渡すのが2月14日になってしまったが、ひょっとして2月19日は久遠ヒズリの誕生日だったりしない?人気No1の俳優が過去を全く秘密にしていると詮索が激しいと思うので、久遠で在る事がバレない様に誕生日を少し変えていてもおかしくないと思う。2022年原画展の際のスキップ・ビート!グッズの蓮様ペンダントの裏には「2009.02.10」と刻印されていて、46巻ACT.283の蓮の言葉によればこのペンダントは蓮がデビューするときに作ったいわゆる決意表明だったり”立ち止まるな”と自分を鼓舞する為のお守りみたいなものだといっていたところからすると、この日が、『敦賀連』という存在が生まれた日なのかなと思う。

スキップビートって実写でやってもいいなと思う。CGを使えば非現実的なところも乗り切れると思うのだけど、一番の難点は、たぶんこの敦賀蓮が久遠でであること。蓮自身はイメージに合う俳優さんがいるだろうし、”シルクのように滑らかでやわらかくダイヤの粒子を含んだみたいにキラキラと輝く金髪で光りに透けると赤茶色に一瞬変わる神秘的な緑の瞳(34巻ACT.205)で、美しい上にエレガント、ダイヤモンドの様なきらめきと黙って立っているだけで漂う品格はまさに奇跡(18巻ACT.105)”という久遠も、まあ探せば該当する美形の外人俳優がいると思うけど、この二人が同一人物に見えるようにするというのが無理だと思う。ほんとのところこの二人が同一人物であることを隠すのは難しいのでは。目のカラーコンタクトの威力はしらないけれど、髪は染めても根元がすぐ伸びてくる。

ハリウッドスターである父クー・ヒズリ(旧芸名保津周平)を愛しつつも大きな壁であることに悩み、またアメリカ芸能界の派閥争い(モデルで女優である母ジュリエナが一族と不和で在る事と関係ある?)に巻き込まれて居場所をなくし、15歳の時我を忘れて暴力事件を起こした末、小さい頃から目をかけてくれたリックという男性が止めようとしたのを死に追いやる結果とななり、その恋人ティナに「人殺し」となじられ、抜け殻のようになっているところを、LME社長ローリィの勧めで来日、名前も容姿も捨て再出発をはかった。このことは、両親とローリィ以外は知らない秘密である。この過去のために自分には幸せになる資格がないと思っていて、キョーコに惹かれる気持ちをなかなか認められず、認めても表現できない。実は10年前にキョーコが会っていたコーンである。そろそろ居場所をなくしつつあったときに、父に連れられて父の実家のある京都に何日か滞在したときに、キョーコに出逢っている。キョーコが本音で話せる唯一の存在であり、久遠を手放しで賞賛してくれて自信を取り戻させてくれた存在であった。別れの時に、悲しみを吸い取ってくれる石、アイオライトをキョーコに渡す。LMEで再会してから、割と早い段階でキョーコが持つアイオライトをコーンと呼んでいることから、キョーコがあのときの子であることに気がついたが、キョーコを含め誰にも言っていない。コーンの石は、その後2人の思いを確認してから蓮が自分のペンダントをキョーコに渡したときに、代わりにキョーコから蓮に託された。

熱でふらふらになっても演技を続けることにこだわるほど、演技を愛し、役者という仕事に真摯に向き合っている。そのため不破尚への復讐のために芸能界入りをしたキョーコを最初のうちは嫌い、意地悪な態度をとっていたが、演技に目覚めてひたむきに頑張るキョーコを見るうちに、わだかまりが解け素直にその情熱と根性に好意を持つ。また演技の才能があることもまだデビュー前、養成所で演劇を学び始める前の、松内瑠璃子との演技対決の頃から見抜く。

高級マンションのワンフロアワンルームの自宅にはジムもあって、体を鍛えているようで体格もいいのだが、空腹中枢に異常があるようで、食が異様に細い。両親がブラックホールな胃袋をもって、特に母親に毎回食事を強制されたのがトラウマなのかもしれない。

インタビューに寄れば理想の女性のタイプは「優しくて芯のしっかりした女性(1巻ACT.1)」

不破尚(ふわ しょう)アカトキエージェンシー所属のビジュアル系歌手で、本名:不破松太郎(ふわ ショータロー)。京都府出身。5月29日生まれ、17歳。O型。

京都の老舗旅館の一人息子で、この家に預けられていたキョーコとは物心つくころからの幼なじみ。家を継ぐのを嫌って中学卒業と同時にキョーコを連れて家出同然に上京し、プロデビューを果たす。ファーストシングルがいきなりオリコン一位を飾り、それ以降出す曲もビーグールに一位を奪われるまではすべて1位を獲得。デビューの時実家からは勘当された。ビジュアル系で、きわどい衣装も多いが歌唱力も確かである。顔立ちは整っていて、化粧品のCMに出るほどの美肌。派手好きで自分が一番という性格の持ち主で、付き合う相手は年上に限ると思っている。尽くし系の女の子にはキョーコを始め、手下かお手伝いさんくらいにしか思っていない。本名を嫌い極秘にしていたり、バラエティ番組が大好きだったり、芸能界一いい男といわれる蓮に敵愾心を燃やして喧嘩を売ったりする反面、出すCDが毎回セールストップとなったり曲作りを呼吸するようにこなしたりと音楽では一流の腕の持ち主。

好きな食べ物はクリゴのプッ☆チンプリン(1巻ACT.1)。苦手な食べ物は甘い玉子焼き。

芸能界入りを果たした後は、キョーコを家政婦代わりにした挙げ句にあっさり捨てた。やがて自らのPV製作で再会し、その予想外の容姿の変貌と演技力、過去のトラウマ(キョーコが母親のことで泣く姿)が相まって初めて異性として意識することになる。さらに自分をパクったビジュアルのグループVIE・GHOUL(ビー・グール)との対決でストーカーされたキョーコを守ってその思いが強くなる。

一方このときに蓮の想いに気付き、キョーコに「挑戦状」(実際は蓮への挑戦状)を残し仕事に戻った後から感情の乗った深みのある唄い方に変わり、連続2か月以上トップを占めスキルアップしたと絶賛される。

その後キョーコと蓮がからむTVインタビューを見たり、レイノにキョーコが手作りチョコレートを贈ると知ったり(実際は脅かされて贈ることになったのだが)すると嫉妬で仁王像降臨。ご丁寧に阿形像と、吽形像が次々君臨して、祥子さんや麻生さんを困らせる。ビジュアルも尚の人気に大切なので、祥子さんはなんとかキョーコと蓮がかかわる映像を見せないようにしている。

琴南奏江(ことなみ かなえ)
キョーコと同じLMEオーディションに参加した女優志望の少女。17歳。LME芸能プロダクション俳優部所属

初登場時に「もー!!」と怒鳴っていたため、キョーコからは「モー子さん」と呼ばれる。炭酸飲料「キュララ」のCMにキョーコと出演して評判となり、女優としての道を歩み始める。人並みはずれた暗記力・演技力の持ち主だが、愛の欠落を指摘され「ラブミー部」2号に。クールだが女優の夢にかける情熱は熱い。小学校3年の時劇の主役を演じて以来演劇に目覚め「お芝居だけで暮らしていけるすごい女優になりたい」が、同級生の高園寺絵梨花に恨まれて、その後金の力でいつも邪魔をされ演劇部に入ることもできなかった。中学時代から演技力を活用した秘密のバイトを続けていて、母屋のリフォーム資金までも稼ぎ出している。

実家が大家族で次女として生まれ、弟妹甥姪に激しく慕われているが、ジャレつかれるのが嫌で自分専用の離れを建てて一人暮らしをしている。そのため所帯臭さや他人と群れることを極端に嫌い、最初にLMEのオーディションでキョーコと出会ったときにいは嫌っていたが、「キュララ」のオーディションでキョーコの演技力、創造力を目の当たりにしてキョーコを認めて親友となる。このオーディションで高園寺絵梨花と再会して打ち勝ち、演技力で勝負するよう絵梨花を挑発する。このキュララのCMを見た2時間ドラマの脚本家が、予定していた女優を降ろして奏江を推薦して初ドラマ出演。

華やかな美貌と抜群のスタイルを持つ。体型維持のため年中無休でダイエット。

社倖一(やしろ ゆきひと)

蓮のマネージャー。25歳。

優しいお兄さんタイプ。超敏腕マネージャーで、人の聞いていてもらいたくない面を察する力があり、そっとしておく思いやりがある。蓮には暗い過去があり、時にその闇がでてくるのを心配しながら遠回しにいうに留めている。最初誰にでも人当たりがいい蓮がキョーコに冷たいのに戸惑うが、やがて蓮がキョーコに惹かれているのを早い段階で察して、はしゃぎながらも温かく見守っている。携帯電話を素手扱うと確実に10秒で壊すなど、尋常ではない能力を持つ人物。長らく車の運転が出来なくて、それがマネージャーとしての唯一の欠点だったが、蓮が身分を隠してブラックジャックを演じているあいだ、身バレしないよう連絡を絶っていた間に、2週間合宿にいって免許をとる。またこの時からキョーコちゃんの臨時マネージャーともなる。キョーコが、Fujiでラブミー部の仕事をしていることまでは知っているが(「やっぱきまぐれロック」の坊)、全く理由がわからないままキョーコちゃんが触れて欲しくないようなので触れないでいる。

ローリィ宝田(ローリィ たからだ)
LMEプロダクション社長。エルトラは「アルジ」と呼ぶ。

異常にハイテンションかつ個性的で常に何かのコスプレをしており、非常に勘が鋭い。演技の資質を持ちながら人間としての思いやりに欠けるキョーコと奏江を憂え、「ラブミー部」を設立した。見かけはかなりふざけているが、キョーコの才能や蓮の演技の欠陥に気づくなど切れ者。蓮のキョーコへの気持ちも、ダークムーンの演技テスト後の態度からすぐ気が付いたが、逆にキョーコもほぼ同じ時期から蓮に惹かれていることには、かなりあとになって、ラブラブ兄妹のカインとヒールで、キョーコが蓮に抱きしめられて赤面するのを見る瞬間まで気が付かず、密かに傷ついている。

宝田マリア(たからだ マリア)
ローリィの孫娘で、蓮とキョーコを慕っている。誕生日は12月24日。7歳→8歳(20巻 - )

5歳の時トップモデルの母を飛行機事故で失うが、それが自分の「誕生日に来て欲しい」という願いの結果だったこと、父が思わず示した拒絶がトラウマとなり、自分は父に愛されていないと思い込んでいた。周りの大人がみな祖父である社長の前では本音を隠すのを見ていて、母親が死んだのは自分のせいじゃないという周りも信じられないでいたが、キョーコと出会い、養成所の演技テストに乱入して、キョーコに自分が否定してきたことを役柄上肯定する立場になってトラウマを克服し、父の愛情を信じられるようになる。

それでも誕生日を祝う気になれずにいたが、キョーコと開催した感謝パーティによって解消し、父とのわだかまりもとけつつある。

椹武憲(さわら たけのり)
タレント部主任。3月10日生まれ、AB型 41歳。(ACT.2でキョーコが調べた)

キョーコの猛烈なアタックに根負けしてオーディションへ参加を認め、さらに「人間らしい愛情の欠落」ゆえに落選したキョーコにこだわりを見せた人物。尚の話が出ると過剰反応するキョーコを、尚のファンだと勘違いして、尚がゲストの「やっぱきまぐれロック」に送り込み坊をやらせる。

安芸祥子(あき しょうこ)
尚のマネージャーで、ダイナマイトバディを持つ女性(尚は「ショーコさん」と呼んでいる)。尚は同じマンションの別の部屋に住んでいるが、実質上は祥子さんのところに入り浸っている。

大学までは役者志望だったが才能に見切りを付け大学も辞めたものの芸能界への想いを捨てきれず、マネージャーの道を選んだ。

だるまや夫婦
キョーコが下宿している居酒屋の経営者夫妻。

腕の良い頑固な板前の大将と、包容力豊かなおかみさん。芸能界への挑戦を諦めかけていたキョーコにだるまを手渡して励まし、その後も見守り続けている。

尚の両親
京都で老舗旅館を営む、尚(松太郎)の両親でキョーコの事実上の育ての親。キョーコには一人息子の松太郎と一緒になって家を継いで欲しいと望んでいた。

キョーコの料理の腕前や茶道をはじめとする立居振舞は、この人たちによる鍛錬のおかげ。しかし今のキョーコは、それに応え続けたことが「カラッポの自分」を作ってしまったと思っている。そんな自分の過去を認められるようになるのは、社長に蓮への恋心を見抜かれ、役者としての自分を形成するのは、たとえ人がうらやむものでなかったとしても過去のすべての経験だと諭されてから。

最上冴菜(もがみ さえな)
キョーコの母。キョーコにとって、最初で最大のトラウマとなる人物。常にスーツ姿。

なぜかキョーコに愛情を向けておらず、幼い娘を尚の両親にほとんど預けっぱなしにし、ごくたまに来訪した時にも冷たく接して泣かせていた。尚は泣いているキョーコの姿がトラウマとなっている。

キョーコ&蓮、もちろん好きだけど、一番心に響くキャラが最上冴菜というスキップビートファンは私くらいかな。自分の葛藤を何も知らない娘にぶつけるのは決して肯定しないけど、対人スキルが乏しくて優秀なのに人生に躓いて、その葛藤を家族にぶつけるところは、実は私の母に似てる。

ブリッジ・ロック
石橋姓の、光(リーダー)、慎一、雄生の3名で構成する、LMEが誇る人気マルチタレントトリオ。キョーコがレギュラー出演する「やっぱきまぐれロック」の司会者。光は背が低いのがコンプレックス、キョーコに好意を持っていて他のメンバーは応援しているが、当然キョーコは気付いていない。

クー・ヒズリ
蓮の父で、日米混血アメリカ在住のハリウッドスター。京都出身。

保津周平(ほづ しゅうへい)の芸名で嘉月を演じ、『月籠り』を伝説化した立役者。渡米の際「保津周平」の名前を葬る「名前の葬式」を行っている。

胃袋ブラックホール伝説があるほどの大食い。妻と息子を深く愛しており、賞賛し始めると止まらない親馬鹿。久遠のことは「頭がいい 努力家さんで勤勉で有言実行不言実行、慎ましい、可愛らしい、男らしい、心優しい、わたしに似て運動神経抜群で、武道の才能や身の軽やかさはわたしですら妬ける程。容姿は生きた宝石と称されるわたしの愛する妻に似て美しい上にエレバンと!!ダイヤモンドの様なきらめきと黙って立っているだけで漂う品格はまさに奇跡!!最早妻と息子の美しさは人間のそれではないだろう!!」と。妻の息子恋しさが切羽詰まってきたことを受けて来日、ローリィ社長の企みで5年ぶりに蓮と再会し、互いのわだかまりを解くことができた。

その際、世話係を務めたキョーコの演技力に興味を持ち、成り行きで演技指導をするうち、キョーコから師にして父と仰がれることになる。

サラ(ジュリエナ・ヒズリ)
蓮の母、クー・ヒズリの妻で、アメリカ在住のモデル兼女優。

余命○○(3日・1週間など様々)が口グセだったり、息子が泣いて嫌がるほど料理が不味かったりするものの、息子に対する愛情は深い。

デュリス・エルトラ
ローリィの旧友。マリアの父コウキを伴ってマリアの感謝祭パーティに来日して参加したお茶目なトラおじさまとしてキョーコは出会うが、プロモーターで彼に育てられた俳優は必ず大成するので通称「勝利者の父」。蓮と因縁がありそうなセドリック・D・ベネットは孫、一方蓮の母であるジュリアナはこの一族の出身であり、またディリスは蓮のことを電話で社長と話しているときに、蓮のことを「あの子」と呼んでいるしグランパと呼んでもらえない切なさについて言及しているところから、蓮すなわちクオンも孫なのかも。ということは因縁のありそうなセドリックは従兄弟?ジュリエナは自分の一族と上手くいってないようなので、クオンがアメリカ芸能界で居場所をなくしたのもそのせいかも。

セドリック・D・ベネット
芸能一家の出身の米国人気俳優。デュリス・エルトラの孫。森住仁子の現在の思い人。

ジェリー・ウッズ(愛称テン)
身長148センチメートル、33歳。蓮専属の美容師で海外との入出国の度にクオン↔敦賀蓮の変身を担当する。ヒール兄妹を演じているときはキョーコも担当。蓮が日本人ではないことを知っているが、クー・ヒズリの息子だということは知らされていない。蓮のことを「蓮ちゃん」、「あの子」と呼ぶ。キョーコからはミューズと呼ばれている。

レイノ
バンドのVIE・GHOUL(ビー・グール)のボーカルで、18歳。

「超」霊能力者と名乗っており、実際に怨キョをわしづかみにする、物陰のキョーコを真っ直ぐに追跡する、さらには蓮の記憶と思念に感応する(蓮の過去の記憶を垣間見る)など並はずれた霊力を持っている。

キョーコに執着して尚と蓮を大いに刺激し三角関係に影響を与える。

上杉飛鷹
父はハリウッド映画にも出たことのある俳優上杉龍太郎(りょうたろう)、母は女優の生羽目裕子(なばためゆうこ)、祖父は日本の時代劇の至宝上杉虎徹(こてつ)という芸能一家の息子。奏江の初ドラマで共演。その後続編でも共演。休憩時間にも役が抜けない奏江に世話をやかれじゃれあっているつもりの奏江に大家族の自分の弟妹と同じつもりで投げ飛ばされ、一時は奏江を芸能界にいられなくしてやると嫌がらせをしていたが、奏江の弟妹を知って投げ飛ばした背景を知って誤解を解く。実は子供扱いしない奏江が好きだった。マネージャーは松田さん。

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