(182話)キジャとジェハは大暴れして会場を壊し、お客さんを逃げ出させる。その後二人は力尽きて倒れる。スウォンは彼らが青龍と黄龍の能力を見せたくないためにやっていることに気がつく。
(183話)四龍を解放に舞台に出ていったハクも民衆に姿をさらすことになる。特に風の部族は熱狂する。
試合後赤ん坊を連れた妻のユウノと共に挨拶に来たグンテに、跡継ぎについて聞かれてスウォンは「跡継ぎをつくるには時間がかかりすぎる 私の血を受け継ぐ子が王にふさわしいとは限らない それより王の器を持った人を探す方が早い 自分の血を引いてなくてもどのような身分でもいいという」こういうところスウォンは一番器が大きいし、リーダーとしての才があると思う。たぶん自分の血をひくと病気の血統も受け継ぐかもしれないのも自覚していただろうし、自分の母のように若くして発病するかもしれない可能性も考えていたと思う。そこら辺は最高の王さまだと思う。
ハクは夜ラパを呼びつけ、自分を一兵卒でいいから空の部族軍に入れることと、ユンに医学の勉強をさせる約束をケイシュクに促すよういう。
(184話)ハクの入った空の軍第35番隊は落ちこぼれの集まりで、ろくに訓練もさせてもらえずに掃除炊事に励む雑用隊。しかしそこでも速攻で仕事をこなし、素振りする時間をとるハク。手合わせを望む隊員達をコテンパンにして、嘆く隊員に、「武器を扱った事すらないお嬢さんが毎日弓の訓練してかなりの使い手になったりもするよ」という。「誰よりも必死だったんだ強くなる為に」と。この35番隊からあとでハクは切り離されて城の牢獄に閉じ込められるけど、いずれ来る戦ではどうなるのだろうか。35番隊の隊員達とけっこう心を通わせているように見えたが。
ジュド将軍見つかり、「スウォン陛下に忠誠を誓え」と迫られる。ハクは「どうしてイル陛下と姫さんはあんな裏切りを受けなければならなかったんだ!?イル陛下のやり方では国を滅ぼすと危惧していたにしてもスウォンならばイル陛下と解決することは出来たんじゃないか」と。イル陛下に一番寵愛されていたハクの耳にはユホンはイル陛下に殺害されたことが届いていないし、ヨナ姫からも聞いてないことを知る。自分とスウォン一緒にいながら違うことを考えていたことを思い知るハク。そこへハクとスウォンが育てたスウォンの鷹グルファンが、ハクを見つけて喜んで飛んでくる。ハクがイル陛下がユホンを殺したことを知らないのは不思議はないけど、ヨナは何故ハクに告げなかったのだろう。まあ状況は複雑で、この時点ではヨナも親世代の確執を知らなくて、なぜイルがユホンを殺したかまで知らなかったわけだけど。
暁のヨナは過去を回想して現在の気持ちを説明したり、伏線があとから種明かしされたりといろいろあるけれど、単行本で何度か読み直している身にはよくできたわかりやすい説明だと思う(もちろん連載だけ何年にもわたって追いかけている人や新しくファンになった人にはわからないこともあるかと思うけど)。でもこの場面のジュドの家来(ギョクさんだっけムアさんだっけ)の行動だけ理解するのに結構時間がかかった。
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