2021年3月21日日曜日

暁のヨナ26

(147話)最後の力を使い切った四龍は死んだように動かない。四龍が真国の兵士達に連れて行かれようとしているのを見てハクが切れてジェハとキジャの縄を切って取り返す。アルギラとヴォルドも切れ、シンアとゼノの縄を切る。ゴビ神官が傭兵にコウレン姫への攻撃を命じたときに、ミザリが到着。

高華国側ではスウォン王が国境の風の部族野営地に到着した。

(148話)テウは真国で内乱が起きていることを報告する。そこになんとか真国に帰ろうとしていたヨタカが空の部族兵に見つかって連行される。怪我をしているので風の部族で保護したので間者ではないというテウ。真国とはまず会談を開くことになっているので、迂闊に真国の民を殺すわけにはいかない。真国に戻って我々が到着したことを伝えて来てくださいとヨタカにいうスウォン。ヨタカはテウに支えられて真国側に。反戦派とコウレン達の戦いに加わり、コウレンにスウォンが国境で待っていることを伝える。コウレンはヴォルドとアルギラにタオ姫を守るように命じて、ミザリとヨタカを連れて高華国王のもとへ行こうとする。阻止しようとするゴビ神官と戦う。

(149話)女性を盾にしたゴビ神官に刀を止めたコウレンは、ゴビ神官の傭兵に斬られる。更に傭兵にコウレンを早く殺せと命じるゴビ神官。コウレンは再び立ち上がり、反撃する。ヨナはタオ姫に今の二人なら手を取り合えると促す。四龍の中で一人だけ気がついたゼノがハクに自分たちはおいてヨナと一緒に行くよう促す。戦いの中でミザリは息をひきとりヨタカは重傷だが、真国の兵達が今ではゴビ神官にコウレンへの攻撃を止めるよう迫る。

 血まみれのコウレン姫はタオ姫アルギラ、ヴォルド、およびハクとヨナと一緒に会談に向かう。スウォンの前に駆けつけたゴビ神官は、コウレン姫が四龍を捕らえたことを訴えるが、スウォンは四龍と自分は何の関係もないという。自分は人と人との対話をしに来たので 神など何の役にも立たないと。

こういうところ、ファンタジーではあるけれど神の力に頼らず人の力を信じるスウォンは一番まともだと思う。

(150話)会談の前にタオ姫は皆の前で、「ヨナ姫は真国にとって救世主の如き御方、これからも友人としてこの関係を大切にしてゆこうと思っています。」と宣言。すなわち自分がいない会談中にヨナ姫やハクに手を出すなと。会談中リリがアユラ、テトラと来て、自分がヨナを守るという。会談は今後真国の外交と軍事は高華国の監視下に置かれるということでスウォン王は真国民の命を脅かす事は無いと約束して締結した。今回初めてヨナの生存を知り、四龍についても耳にしたケイシュクは部下に調べるよう命ずる。重傷のコウレン姫はリリの強引な指示でアユラ、テトラに風の部族の天幕に連れて行かれて手当てを受ける。

四龍は高華国側に連れて帰られたが、まだ体が動かない。ハクを探しに行ったヨナは、ハクが風の部族でアヤメに手当てを受けているのを目にする

(151話)更に風の部族の兵もやってきて、将軍になってから3年も帰ってこなかったからいい加減戻ってきてという風の部族の仲間たちの声も聞く。更にアヤメがムンドクに決められた許嫁であったことも知る。実際はアヤメにはサキという恋人がいるが、その話が出た頃はにはヨナは自分たちの野営地に戻っていった。真国のゴビ神官の手下から逃げている最中に、ハクが「これが終わったら話があります」と真面目な顔をしていたことも思い出す。翌朝もヨナはハクを避けギクシャクとしている。ハクに追いかけられてオギの酒場で俺にしたアレ(別れのキス)は何だったのかと言われて「もうしないからごめんなさい」という。
せっかくヨナからキスされたのに改めて理由を聞くとは何たる野暮なハク、キスの理由?決まってるのに。

ハクが話があるといったのは忘れてくれと言う。風の部族が帰り支度をしているので、ハクは少し風雅の都に戻ってもというと「俺は必要ありませんか」と。「私ハクにいつも助けられてばかりだからハクがいなくても大丈夫って時が来たらハクに自由を返そうって思ってたの」「それはお気遣いどうもありがとうございました」と、ますます二人はすれ違う。

(152話)なんとか動けるようになった四龍達、翌日ハクは用事があるとでかける。ハクの迷惑にならないようにと気を遣うヨナはますますハクとギクシャクする。ハクが出かけた後何があったとジェハに聞かれて、皆にハクに許嫁がいたことと昨日からのことを話す。それは雷獣は必要ないって言ってるように聞こえるとユンに指摘されて、呆然とするヨナ。姫様の本当のお心を真っ直ぐにお伝えすればハクは分かってくれます」とキジャ。「ヨナちゃんが素直に伝えないとハクは誤解したままどこかへ言ってしまうかもしれないよ?」とジェハ。

この時期に通る知り合いの商団に食べ物や武器をもらいに会いにいっていたハクに、皆の前でヨナは謝り、ハクは大切な人だから一緒にいてと伝える。ハクは自分は義務でやっているわけではなくて、自分の帰る場所はここだという。自分はイル陛下の命であんたに従っているわけではない。誰かに使える喜びを教えてくれたのはあんたなんだよと。更に気になっているアヤメのことを聞かれて、アヤメには男がいて、俺が好きなのあんただから!!!

と全員の前で宣言

あ~~~ハクらしい告白だけど、それって全員の前で言われた方は何も言えないよね。

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