2021年3月20日土曜日

暁のヨナ25


(141話)真国を今武力で押さえつけたら憎しみの連鎖は止まらないというヨナにスウォンは耳を貸さないが、17年前のユホンの仕打ちを戦ではよくある事と肯定するスウォンに、「ユホン伯父がなぜ王になれなかったか わかった」とヨナがいうと顔色を変える。ヨナが火の部族の烽火に関わっているとは認めないが察したケイシュクは、ヨナとアルギラを殺すように部下に命じる。そのとき、水の部族についてきたリリが、「空の部族は城を追い出しても尚 ヨナ姫の命を奪おうとする恥知らずなの!?」「ヨナ姫は水の部族の民を苦しめた麻薬を取り除くため尽力してくれた」と伝えると兵に動揺が走る。改めてスウォンに「コウレン姫もタオ姫も民を犠牲にしたくないはずだし あなたも夥しい数の死を望んではいないと信じたいから」というヨナの言葉に、条件付きではあるが真国との会談をスウォンは約束する。馬をかりてアルギラとヨナは先にいく。
真国からは反戦派のゴビ神官と傭兵が国境に来る。ヴォルドは開戦派の暴走を止められると喜ぶが、ハクはなにか胡散臭いと思う。

(142話)ゴビ神官率いる傭兵達は、コウレン姫にタオ姫を返すように要求する。コウレン姫はタオを見縊るなと警告する。コウレン姫がタオ姫に解放するから危篤状態の父王の下にいくようにいっている最中に、誰か弓で狙う者が。

ハクと風の部族軍の元にアルギラとヨナが到着し、スウォンがコウレン姫とタオ姫と会談を開く約束を取り付けてきたという。反戦派の神官ゴビはそれを聞いてコウレン姫に会うのは明朝にするのがいいという。何かまずいことがおこっていることを感じてヨナ達が振り切ってコウレン姫の屋敷に駆けつけると、コウレン姫に放たれた矢をネグロが体を張って止めたところだった。

(143話)17年前の戦の後の若き日のネグロとコウレン姫の出会い回想場面。

弓で反撃するヨナも矢を浴びるが、体を張ってハクが止める。(ってハクはその前の国境での真国と風の部族の悶着で、矢を剣で止めたけど、まあここではヨナの行動自体が予想外だったからかな)ヨナはスウォンとは会談を開くと約束してきたという。一方牢ではミザリがゴビ神官の手下に殺されようとしている。隣の牢のキジャが、檻を破ってミザリを脱出させる。まだ怪我から回復していないキジャはそこで力尽きるが、シンアがゴビ神官の手下達を龍の目の力で倒す。

(144話)今攻撃しているのはスウォンでなければゴビ神官の手下とコウレン姫は自国の民から襲われているのを承知。アルギラ、ヴォルドに守られてコウレン姫とタオ姫は脱出。ハク、ヨナも続く。ネグロはコウレン姫を守って大量の矢を受けて倒れる。牢を出た四龍やユンがヨナ達やコウレン姫と合流。コウレン姫はシンアやジェハの龍の力を目にする。

(145話)ユンはコウレン姫の矢傷も手当てする。敵国のしかもお前達を捕らえたものの傷をなぜ治療すると問うコウレン姫に「戦とか暴力に負けたくないから」とユン。四龍の力でスウォンに復讐できるのではというコウレンに、四龍は私怨の道具ではないと答えるヨナ。「あの日のことを簡単に許したり出来ない。でもそれだけに囚われて生きていきたくないと。」スウォンとの会談については「ユホン伯父のように真国民を奴隷にするつもりならスウォンは最初からこんな約束はしない。」とも。聞いていたハクは「姫さんは怯えや憎悪でなく真っすぐにスウォンと対峙している。俺には出来るか?」と自問する。コウレンの頭には、ネグロと高華国に報復を誓ったことも浮かび迷いは消えないが「お前達を捕らえ人質とした事は不当であった」という。国境の野営地にいるヨタカは、兵達を懐柔するゴビ神官の言葉にかっとなったところを、友達をミザリに斬られて恨む仲間から刺され、更にゴビ神官とその手下に殺されようとしていた。ハクが「風の部族を頼む」といって真国側にいってしまったので悩んでいたテウが、国境越しにそのようすに気がつく。

(146話)テウはゴビ神官側とヨタカの間に、大刀を投げ入れて国境の柵を越えて侵入する。風の部族将軍と知って、殺したら面倒なことになるとゴビ神官側は引き上げ、ヨタカは風の部族側に運ばれて手当てを受ける。
ハクや四龍やコウレン姫達が野営地にたどり着くと、ゴビ神官に説得された兵士達が敵意をもって待ち構えていた。兵士達は四龍の首にそれぞれ縄をつけて、兵士側につれていく。ネグロやミザリやヨタカを侮辱されたコウレンは弓をゴビ神官側に向け、傭兵達が応戦しようとするところにヨナ姫が割って入る。ヨナ姫に矢が放たれるのを見た力尽きる寸前の四龍から龍の化身が立ち上りヨナを守る。

番外編 風邪をひいたハクがヨナの膝枕で休む。その後白龍の里ののど飴を舐めて大変な自体になりそう。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿