2021年3月12日金曜日

暁のヨナ17


(95話)戒帝国との国境に近い地の部族の土地に来たヨナ一行。町で出会った少年カルガンを送るために戒帝国の国境近くの金州の集落へ行く。金州はかつて高華国だった。

(96話)カルガンの病気が感染して白龍キジャは高熱を出して倒れる。ユンとハクとヨナを周囲のようすを調べに行かせて、龍達だけになったとき、ジェハは次の白龍が誕生したのではないかと問う。龍は短命で次の龍が生まれるとだんだん力を失う。しかしキジャはそうではないという。水を汲みに行ってすぐ戻ってきたユンは、それを耳にする。このことはヨナには黙っているようにとジェハはいう。その後ジェハも感染して倒れる。
 金州奪回は火の部族のキョウガ将軍が先鋒で、地の部族、空の部族が担う。

(97話)高華国が戒に攻めてきて、戦いは高華国の圧勝で終わった。しかしヨナは「たとえスウォンが高華国にとっては良い王だったとしても私はこの戦い 高華国にも戒帝国にも与する気にはなれない」とハクにいう。
 病気と知ってカルガンの父に家から追い出され、龍達は天幕に移動する。シンアも感染して倒れる。丈夫が取り柄の黄龍ゼノが看病する。「龍神の加護が強い緋龍城から離れると、元々自分以外の龍は丈夫じゃないし病なんかには子どもみたいに抵抗力が低くなる」という。黄龍が意外と龍に詳しいのでキジャは感心する。「俺は四龍の落ちこぼれだけどお前らを絶対守ってやんよ」と、ゼノは優しい微笑みを浮かべる。

(98話)戒帝国の敗残兵はどうせここは高華国のものになるからと、近隣の町村を荒らして略奪にまわる。自分が病をうつしたことを知っているカルガンは隣町で薬を買っていたところで敗残兵に追われて帰ってくる。助けるためにヨナが弓で兵士を射ると更に怒りを買う。ハクはヨナに自分がなんとかするので、ユンと四龍達と逃げろという。天幕の外でユンやゼノに説明していると、天幕は空に。

(99話)熱のあるキジャやシンアやジェハがハクと共に戦っているが敗残兵が次々押し寄せてきりがない。ゼノが、突然飛び出して騎馬隊に飛びかかり切られる。駆け寄るヨナに、ゼノは黄龍は死なないという。斬られた体は再生しゼノは立ち上がる。「俺は娘さんの盾になるために生まれてきた龍だから 黄龍っつ-盾に守られていれば絶対に娘さんは傷つかない」

(番外編)鎖で繋がれていたジェハの子ども時代。先代は15歳でジェハが生まれて12年も生きた。先代ガロウは、龍の力を完全に得たジェハを射落とそうとする里人を止め、逃がす。

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