2021年3月9日火曜日

暁のヨナ14

>

 (77話)水の部族の港町四泉に、ヨナ達一行7名到着。花街に行こうとハクを誘うが断られて一人ででかけるジェハ。遊郭の女達が麻薬中毒者であるのに気がつく。必死で止めようとするアリンを抑えて、麻薬入りのお酒と知りながら飲みほすジェハ。監視されていて店を出ると追っ手がくる気配を感じて、跳んで逃げようとするが、麻薬の作用で町はゆがんで見え墜落する。他の龍達がジェハの気配がおかしいのに気がついて、ヨナ達が駆けつける。

(78話)宿で麻薬の禁断症状であばれるジェハ、麻薬は馴れているとの言葉にもう一度気絶させられ縛られる。青龍を見張りに残して、ジェハが行った店を調べに行く一行。町中では水路に死体があっても誰も驚かない。禁断症状で暴れる人もいる。通りかかった町人に、この町は南戒の商人がナダイという麻薬を持ち込んだので、薬で壊れた人間も死体も珍しくないから長居しない方がいいと忠告する。もっと調べようとするヨナに、シンアの見張りを振り切ってきたジェハは首を突っ込むなと言うが、「今私が危険を回避しても それはいずれ国の危険となる 民の苦難と闘うために私は旅をしているのだから」と、ヨナは退かない。そのようすを遠くから見る水の部族長の娘リリ。

(79話)父のジュンギ将軍には四泉に妙な連中がいると言ったら部屋に閉じ込められたが、水の部族の地が戒帝国に脅かされそうになっても それを知りつつ何の行動にも移さないお父様とは違うと供のアユラ、テトラとともにリリは再び四泉へ。すぐにヨナ一行とばったり行きあう。あわてて宿に戻ったリリ一行。リリはヨナ達を尾行して酒場についていくと、ヨナが舞台で踊っている。やはり旅芸人だったのかと思うが、ナダイ中毒者に絡まれる。舞台から見ていたヨナは思わず相手に跳び蹴りをする。他のメンバーも気がついて駆けつける。

(80話)四龍とハクも混じって大乱闘になった酒場を抜け出して、リリはユンの手当てを受ける。リリはヨナという名前を聞いて緋龍城の失踪した姫の名前という。慌ててヨナ姫と同じ名前なので洒落で姫と呼んでいると誤魔化す皆。暴れている人達からナダイは水麗というジェハが薬を飲まされた店から手にいれたと聞き出してきたハク。麻薬を調べるために明日潜入してようすを探るという。ちょうどリリを探しにアユラとテトラが来てリリは無事に宿に戻るが、ハクとアユラとテトラはどこかで会った覚えがある。

(81話)翌日リリ一行は、お金が足りなくて野宿しているヨナ達を見つけて、昨夜の跳び蹴りと手当ての礼として、自分たちの宿に泊まれという。ハクとジェハとキジャは水麗にいって、薬入りの酒を飲んだふりして、宿のものたちを縛り上げ、ナダイ入りの酒を捨てる。なかなか口を割らないが、前回ジェハを守ろうとしたアリンが、水麗の主はヒヨウといって35歳くらいで額に傷をもつ男で、四泉の至る所で麻薬を売っている闇商人で、たくさんの店を持っていて、今はここにいないという。ヨナたちは温泉でのんびり。

(82話)実はヒヨウはヨナ達の泊まる宿で、主人にナダイを売れと脅迫しており、お茶とお菓子をもらいに行ったテトラは偶然耳にしてしまう。素手で戦う武人であるテトラは捕まえようとするヒヨウの弟子に蹴りを入れるが、障子越しにヒヨウに刺される。そこにヨナとリリがやってくる。テトラは、この人は水の部族にナダイを持ち込んだ密売人だから逃げるよういうが、逃げるとこの人達はテトラを殺してしまうと、剣を持って戦うヨナ。ハクの指導を思い出しながら一人倒したところで別の部下に背中を切られる。

 暁のヨナ13へ戻る暁のヨナ15

暁のヨナ目次へ

0 件のコメント:

コメントを投稿