2024年2月13日火曜日

スキップ・ビート!49

 (ACT.303 エラー・リンク)
敦賀さんに告白された後も、キョーコにとっては『紅葉』は分身で敦賀さんは『志津摩様』の化身で、紅葉の最期を演じて喪失感を感じるキョーコ。生きてもう二度と敦賀さんに会えないのかと半地縛霊化した気持ちで敦賀さんに深夜逢いに行ったことをカラオケルームで奏江に話すキョーコ。

話の中で「あんたたちつき合ってないの!?」と驚く奏江。告白されたんだからキョーコの勘違いだと言おうとすると「敦賀さんのっぴきならない事情があるみたいで、そういうの今は保留にしておこうって二人で話して決めたから」というキョーコに「縛られたくない遊び人の常套句じゃない」とは思ったものの「不破尚の時みたいにこの子をいい様に利用してどうこうしようってのでも無さそうだし。なんならむしろ未成年相手に本能にまかせて即猿化しない所は評価すべき所で、『今は保留』が、この子が成人するまでって意味ならと思う奏江。奏江らしい表現!

何の装備もないピクニック気分のお気楽なハイカーが突如豪雪のエベレストに放り出され登頂しろって言われる状況にたとえるキョーコ。「私はまず備えるべきものを備えたい。エベレストに挑む資格のある者となるために」「最高峰に臨むなら準備と装備はどれだけしておいても物足りない!!なんぜ一瞬の気のゆるみが周りを巻き込んでの大惨事に」というキョーコに、奏江は先日映画の総合責任者的な人から正式オファーをもらった話をするが、奏江は浮かない顔。

 (ACT.304 フェアリーテール・プロローグ)
総指揮と呉崎プロデューサーの前での非公式オーディション(?)で、今作品の前身とされるものの一部というラフを見せられる奏江。最後のシーンにはセリフがない。奏江に入れて欲しいと呉崎プロデューサーにいわれて頭が真っ白になったという。結局That's so funnyと入れてOKをもらえたものの、もっと違うことを表現したくて情けなかったという。

役の気持に添った沿った形で演技した訳じゃないのに認められてしまった。虎徹さんが、昔海外から映画出演の話があったけれど、失敗を恐れて断ったというのがよく解ると。自分の下手な演技で、鑑賞者を物語の中から現実に引きずり戻してしまうんじゃないかというのが恐いという。そんなモー子さんに願い事を3つだけ叶えてくれる魔神を呼び出す方法を知ってるといって、キョーコはデイジョウェイランドでお揃いで買ったチャームを示して「モー子さんの自信が確かなものになる様にもっと装備を固めよう。その山私も一緒に登るから。」という。これは私自身の英語に対する自信と不安とプレッシャーでよくわかる。

 (ACT.305 フェアリーテール・ダイアローグ)
ラブミー部部室で洋画トレースで練習していた奏江とキョーコに、英語で芝居する事に慣れておきたいとルート・プロジェクトのチームメンバー全員が参加。敦賀さんまで参加することになって、呉崎プロデューサーの協力で英究が稽古場も宿泊施設も提供することになり、ローリィ社長が稽古も兼ねて米国式の模擬撮影して、人材なら用意するという本格的なものとなった。

その英語劇の練習ではディーパーの敦賀さんとロルフの古賀さんとツゥルーの奏江の撮影が続く。英語の発音の欠点を指摘されてアッパーさんの英語レッスンに走り去る奏江。そこにお弁当を持ってラブミーつなぎで現れたキョーコ。

 (ACT.306 フェアリーテール・ダイアローグ)
銃を持つ古賀さんのロルフとディーパー敦賀さんの剣の闘いの場面を見ていた村雨は、敦賀君って今までヒーロー属性の役ばっかりだったかったからヒール役新鮮なのに、「陽」のオーラをカケラも漏らさずこなしちゃうの、さすが。という。そのヒールと村雨さんは映画で対決しているのだけど。そういえばBJはどうなったんだろう。もうそろそろ劇場リリースされるのかな。

村雨さんには初顔合わせで早々に、クーの話の飛び入りして、キョーコはクーのファンだと知られてしまった。クーの「ジェネラル」の話と同じ瞳で、敦賀君のディーパーも見ていたという。「実は日蓮女子」だろうと言われて、古賀さんも加わってきて、更に加わった敦賀さんには古賀さんが「京子ちゃんが敦賀君のファンやめたって話してたんだよ」と、香凪さんとの関係に言及する。「俺軽蔑されてるの?」という敦賀さんに、敦賀さんなら通じるだろうと同意する。大笑いする古賀さんを見て「俺って古賀君に嫌われてる?」とキョーコに聞くと「まぁそうですね。」しかし敦賀さん、泥中の蓮で古賀さんと親しいとは知っているとは言え、なんでキョーコに聞く?

とキョーコは、突然呉崎プロデューサーに、「ヒロインを虐げる役 得意でしょう?」と役者に入るように言われる。

 (ACT.307 フェアリーテール・ダイアローグ)
賑やかに宝田社長登場。今回の米国人撮影クルーは息子が社長をしているスメラギ・ファインアーツ・エージェンシーから派遣されているという。会社は息子の嫁(って飛行機事故で亡くなったまりあちゃんのお母さんですよね)のエージェントとして就いたという。ご子息は宝田社長と奥様のいいところを器用に受け継がれたのですねと、宝田社長が品がないと暗にうかぽろで言ってしまって慌てる呉崎プロデューサー。

宝田社長に「俺やレオ(総指揮のヘルベルト氏)みたいな、フリーダムで他人の都合とか、わりとどうでも良くグイグイ行くタイプは、自分のペースを乱されるから苦手なんじゃないか?」と呉崎プロデューサーの気持を見抜く社長。自由人で破天荒で無神経って自覚はあるのかと、内心びっくりするプロデューサー。宝田社長は、いつの間にかあのコスプレ総指揮ヘルベルト氏と意気投合してファーストネームで呼ぶ関係になっている。

琴南さんは相変わらず必要以上に周りと親交を深める気が無さそうで、「大丈夫かな本格的に米国で仕事始まったときに孤立して病みそうだけど」と心配する社さん。「そういうメンタルケア込みの最上さんなんじゃないですかね」という蓮に、キョーコちゃんが琴南さんに付いて米国に同行することを知っていることを、にんまりからかおうとする社さん。「紅葉」のパートはここ何日かで終わるし、泥中の蓮全体も今月中には撮り終わる予定だけど、冬景色のシーンのために季節待ちで一旦止めとく(ので古賀さんもプロジェクト参加可能)。紅葉も早く公開してキョーコの人気が上がって欲しいんだけどな。

キョーコの琴南さんのサポートは、正式に「仕事」としてやってると聞いて、海外でいうP・Aだと興奮する村雨さん。俺もクーのP・Aになりたかったと。ちなみにP・Aは別名B・F・F(Best Friend Forever)日本語で言う”ズッ友”

最悪にして最強のヘルソルジャー「ライアー」の格好で現れたキョーコ。

 (ACT.308 フェアリーテール・ダイアローグ)
意外と様になっているとライアーキョーコを褒める奏江と社さん。同意を求められた蓮はなぜか、間を置いて「意外と」と同意。村雨は既視感があるようだ。「京子ちゃん、もしかしてSUTEGORO SNOW WHITEというレディースチームに居た?」という村雨に「ステキな年頃白雪姫!?」と目を輝かせるキョーコ。

撮影に入ろうとするキョーコに、「最上さん、後で少し時間もらえるかな。ちょっと話したい事があるから」という蓮。まさか敦賀さんのスキャンダルで「軽蔑している」というのを鵜呑みにしたとか・・と焦るキョーコ。

 (ACT.309 フェアリーテール・ダイアローグ)
キョーコと奏江の演技とアクションは皆を圧倒する。背景や特殊武器の画像は前以て作っておくことができるので、撮影したらすぐ合成できるけど、それもスタンドインと役者の動きがちゃんと合っていないといけない。

「貴女方のアクションは大変素晴らしい」と二人を絶賛する呉崎プロデューサー。キョーコの殺陣以外の技術も、あがっていることに気が付く。紅葉のオーディションを受けるために紹介してもらったアクションクラブにまだ通ってて、紅葉のアクションだけでなく琴南さんのトレーニングサポーターとしても一緒に行かせてもらっていたので息が合っているのだと。「心強いパーソナル・アシスタントですね」と。

呉崎プロデューサーは琴南さんにも「期待しています。今後の貴女に」と声をかけ、それを自分のことのように喜ぶキョーコ。

蓮が社長に挨拶に行くと、映究の宿泊施設を蓮も利用しているのかと言われる。してないと聞いてがっかりして帰る社長。プロジェクトメンバーズミーティングで、香凪さんとの事何も言われなかったから、今日こそ何か言われるのかと思ったのに何しに来たんだろうという蓮に「美味しいもの食べられる期待してたんじゃないのかな。だってほら社長、ラブモンだから。多分社長知ってるし。お前の本当の相手」と社さん。

そりゃそうでしょ。社長は蓮がキョーコを好きなのはダークムーンの頃から知っているし、キョーコも蓮を好きなのはBJの撮影現場に押しかけてで知ったし、蓮にはキョーコと尚のキス写真をわざわざ見せて煽ったから、蓮がなんらかの行動を起こしたことは予想していたし、香凪さんのスキャンダルがでたあと、LMEの前でキョーコが蓮をばったり出逢って嫌な顔をして逃げ出したのは目撃していたし。

 (ACT.310 フェアリーテール・ダイアローグ)
びっくりする蓮。「俺が気になってるのは社長に知られてるかどうかではなくて『社長が知っている』という事を何故社さんが知っているかですね。もしかして社長とそういう話をした事があると?」

「香凪さんとの報道が出た時、お前言ってたろ?『笑ってました あからさまにニヤニヤしてるってわかる癇に障る声で』あの時社長は全て知っていると確信した。あの報道をきっかけにお前とキョーコちゃんの間がこじれた上モダモダした切ない恋愛イベントが頻発の末、初々しく結ばれる若い二人、それらを妄想しての『ニヤニヤしてる癇に障る声』だったんだと俺は自信を持って言える!!」と社さん。「そんな両片想い又はデキたてホヤホヤカップルに『合宿』さながらの美味しいシチュエーション、なのにお前ときたらその『合宿』を利用していないという。社長のガッカリがどれ程のものだったかわかるだろう」と。

そして「俺もお前達の関係が今どうなってるのか知りたいとは思ってる。何かあったとき適切なフォローができないからな。」という社さん。社さん知っているようでやはり現状は想像の斜め上だよね。

ライアーの扮装のキョーコを見た古賀さん、いろいろあって、キョーコを「京子ちゃん」と呼ぶことに決めた。頬を染めて「ありがとうございます」というキョーコをじっと見つめる蓮。

撮影後23:15(たぶん宿泊施設のキョーコの部屋で)二人になったときに「俺は何故未だに『最上さん』呼びなのだろう」という蓮。

呼び方は正式に恋人になった時あるいは、コーンバレして過去をすべて打ち明けたときに、一足飛びに『キョーコ』になるかと思ったけど、まあ最上さんは他人行儀だよね。蓮はキョーコをデビュー前から知っているので、インタビューなど公式な会話だけ「京子さん」で、それ以外は本名でもいいとは思うけど。やはりみんなに「キョーコちゃん」と呼ばれていてもやもやと餅を焼いていたのか。

(SPイラスト)ディーパーの敦賀さんとライアーのキョーコ

洋画のトレースを、英語で演じることに慣れるために始めたはずで、本来公開する予定もないのに、これだけ長々と続けたと言うことは、何かの伏線なのだろうか。たとえば将来キョーコがアメリカでなんらかの芽をだして花開くきっかけになるとか。

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